お久しぶりです
すっかり更新を忘れていましたが先日(一か月以上前)久々に演劇の音オペをやってきましたので珍しく更新しようかなと思い更新します
主にどんな事したかとか使った機材などの使用感とか書いていこうかなと思います
イマーシブショーケース公演
今流行りのイマーシブなんたら
僕が所属するスイートペインでは数年前にもイマーシブを行ったのですが今回はその2作品目
内容は「吸血鬼」「フランケンシュタイン」の誕生にまつわる話
会場は前回もお世話になった
クロッキーF美術館様
今回も2フロアぶち抜きでお借りをして
各階2つずつエリアを分けそれぞれ4つのエリアで物語が進行といった流れ
今回僕は主にメインのステージになる上階のステージと横のダイニングエリアの音響担当させていただきました
下の階も同時に進行があるとのことでそちらは物理的にオペが厳しかったので主宰に簡易なミキサーを押し付けてあとはお任せ
上階も正直ほとんど前日からのぶっつけ状態だったので…。
ただ、万が一のトラブルや進行の調整を図るために下の階をモニターできるシステムを構成して臨みました
仕込み関連
そんな感じで2つのエリアの音とほぼ下の階の様子を見るための監視カメラにしかしてない映像を仕込みました
音の仕込み
まず音は上階のメインステージ、すぐ隣のダイニングエリアを担当と言うことでこの2つを仕込みましたが、物理的な距離も近く、様子もすぐに見れるということ(あと持ち込み機材の量を減らす意味)もあり一つのミキサーで2つのエリアのコントロールをできるようにしました
使用機材
ミキサー DM3スタンダード
スピーカー stagepass400&会場常設のbossの飲食店とかにあるスピーカー
あとは手持ちの再生機器に
ケーブルをいくつか
映像に関しては監視モニター代わりなので細かい話は今回は省略
大体は安っすいアクションカメラとサブカメラでいつも使ってるパナソニックのホームビデオカメラくらい
そいつらにoseeのスイッチャーを持ち込んでマルチビューで各カメラを見れるようにしたくらい
配線とかそこらへんの話
今回一番だるかった 大変だったのは配線
というのもイマーシブってことでほとんどが動線になる上に、そもそも演劇用の会場じゃない
普通にケーブルを引いたんじゃ何が起こるかわからないみたいな環境
ただそこまでインプットもアウトプットもあるわけじゃないので迂回ルートさえ確保してしまえば・・・
そこで活躍したのがClassic Proの4chマルチボックス

詳しくは別で記事を書こうかなと考えておりますが
とにかく持って行ってよかったなと
というのもケーブルの選択肢が多くできフラットタイプのLANが使えたので
引き回すときに簡単に壁に貼り付けれたり隙間を通せたりと
普通のケーブルと比べると本当に取り回しがいいので今回のような現場だとすごく重宝します

こんな感じにいくつかの他のケーブルと一緒にカーテンレールの上を這わせてあります
(もうちょっとマシな写真は無かったのかと自分でも思いますが)
ちなみに使ってはないですがチャンネル的には2本這わせているので8ch分は伝送できてます
このカーテンレールの上だけで…
卓周り
普段の演劇で音を出すときでかつ基本自分だけで完結する場合
ウォークマン2台とPCでオペレートをしているのでひとまずそいつをいつもどおり仕込みました
なぜウォークマンにしてるのかというと音の追加や削除、変更などがすぐにでき
そしてフェーダーに指をかけつつ操作ができるという利点があります
本当だと放送用のスイッチ付フェーダーのミキサーとか(パナとかスチューダーみたいな)
やつがいいけどそんなもん運べんし、買えんし
なので僕的にはソニーのウォークマンの物理ボタンタイプがこのまま廃盤にならないことを祈っております(頼みます!ソニーさん!!)
話をもどして
その3つ(ウォークマン×2、PC)を仕込んだら今回の問題である
2つの会場の音に関しての仕込み…
スピーカー自体は会場常設の物と自分の持ち込みなのでいいのですが
問題はオペレーションとアウトの配線
配線の問題は上記のLANとクラプロのマルチに活躍してもらって何とか人の通らないルートで引き回し
次はオペレーションの問題
卓のセッティング
というわけでぶっちゃけ仕込みに入ったタイミングでは実はほとんど内容も流れも把握してなく
実際どんな感じになるかほとんどわからないまま仕込んでいたので
オペに関してはどうにでもなるようにBGMを同じ内容2つセッティング
急遽の叩きとかポイントの箇所にPCという形にしました
図にするとこんな感じ

こんな感じでそれぞれのミックスを作り同一のソースから音をとりあえず出せるように
結果としてはこの仕込みで全然問題なかったです
DM3の設定
DM3の設定としては
インプットパッチでそれぞれソース3つ×2を立てて
A会場用の3つ、B会場用の3つをカスタムフェーダーに立ててます
アウトに関してはmix1とmix2をそれぞれステレオで作り
そこにポストフェーダーでそれぞれを送り込んで各mixマスターをマスターとしてボリューム感を合わせました。

こうすることでカスタムフェーダーのページ1つでA会場、B会場それぞれに独自のバランスで音を出せます。
またウォークマンAとBで別の曲にしてそれぞれ別のチャンネルを上げればABそれぞれの会場に同時に別の曲も出せます
SEもPCのLINEアウトとIFアウトを別で用意しておけばPCは1台でもAとBそれぞれに同時に別の音を出すこともできます(今回は別々の音を同時はウォークマンだけでしか発生しなかったですが)
最後におまけの監視用セットの話
下の会場の様子と横の会場を見るためのカメラに関して
今回音と別でスイッチャーといくつかのカメラを持っていき会場監視カメラセットを組みました!


カメラは普段の撮影とかでサブで使ってる民生機のカメラをアームで固定


下の階からの伝送はケーブル引くのを諦めてワイヤレスで飛ばしました
下の階にはマイクスタンドにドンキの激安アクションカムを立て
それをShimbol TP Maxで伝送
卓にはOsee GoStream Deck Pro
でそれぞれを入力して映像をマルチビューでみながら音オペみたいな感じでした
下の階の様子がわかるとそれで音のきっかけを探れるので(下の階のイベント終わりで次へ進行みたいな流れなど)かなり役に立ちました
ただもうさすがに前日出勤後に無理やり仕込みをねじ込むのはやめにしたい…
アイキャッチの画像時計をみてみると…

コメント